毎月、ますだ治療院でお話をさせていただいておりますが、今回はケンダルの姿勢分類についてです(^^)

良い姿勢とはニュートラルな姿勢を指し、ニュートラルな姿勢は特に力を入れなくても姿勢が崩れることなく、かつ次の動作にすぐ移れ、関節の負担も最小限になる状態です。

ニュートラルな姿勢の範囲から大きく逸脱すると、姿勢が崩れ、動作効率が悪く、関節の負担が増大しますが、その状態を「ケンダルの姿勢分類」で理解することができると私は考えています。

姿勢を真横から観察した際、どの人も4つのタイプに分類することができます。

カイホロードシス(胸椎後弯が強く、骨盤が前傾しやすい)
スエーバック(胸椎後弯が強く、骨盤が後傾しやすい)
フラットバック(脊柱彎曲が減少し、骨盤が後傾しやすい)
ロードシス(腰椎前弯が強く、骨盤が前傾しやすい)

自分のタイプを知ることで、姿勢が崩れることで起こりうる負担を予め予測することができるので、とても便利です(^^)

そして、ケンダルの姿勢分類で自分のタイプを知り、ニュートラルな姿勢の状態に近づけるように普段から定期的に姿勢をリセットすることが予防に繋がります。
(ニュートラルな姿勢で暮らすのではなく、たまにニュートラルな姿勢にして負担をリセットすることが大切なんです)

それぞれの特性と起こりうる負担、そして実際のチェックの仕方を今回はお伝えさせていただきました。
次回は、実際に本格的に実技形式で「私ならこうします」ということをお伝えする予定です。

定期的に自分の施術内容を言語化することってとても大切ですね。
相手が理解できない施術は発展しないものです。
だから皆が理解できて、実際に応用できるものであることがとても大切だと、改めて感じました。

今回も素敵なご縁をいただき、ありがとうございました。

ご相談ごとはこちらまで