Kendallの姿勢分類の重要性では姿勢の重要性についてご紹介しました

今回はその中のスエーバックな姿勢についてふれたいと思います

 

ニュートラルな姿勢については前回ご紹介しましたが

このニュートラルな姿勢に比べてスエーバックの姿勢は

背中が丸くなりやすいのが特徴的です

 

 

(左:ニュートラル 右:スエーバック)

この背中は胸椎という心臓や肺などを保護している部位にあたります

 

胸椎は12個の骨で構成され

もともと丸みを帯びた構造をしていますが

この丸みが強くなりやすいのがスエーバックの特徴です

 

背中が丸くなるにつれて

腰の上の骨も丸みを帯びやすくなります

 

また、スエーバックのヒトは

加齢に伴い背中が主体に丸くなる傾向があります

 

 

余談ですが

腰は腰椎という5個の骨で構成され

3番目の腰椎を頂点に反っている構造をしています

 

この3番目の腰椎を頂点に反っている状態が

ニュートラルな姿勢とした場合

体力低下が進行すると

腰椎の頂点が4番目、5番目へと下に下がってきます

 

 

これは加齢に伴う姿勢変化で確認することができます

加齢に伴い必ず体力は低下しますが

姿勢をこまかくチェックすることで

およその体力を予測することができるのです

面白くないですか(*^-^*)

 

 

いずれにしても

スエーバックな姿勢となっているヒトは

背中の丸みが進行しないような運動や

ストレッチを定期的に行うことが効果的です

 

レントゲンやMRI、血液検査などで健康診断をするように

姿勢の状態を定期的にチェックして

あなたに合った背中が丸くならない運動や

ストレッチ方法を知ることも健康づくりでは大切です

 

 

是非、自分の姿勢がどうなっているのかを知りに来てください

たくさんの気づきが得られると思いますよ(*^-^*)