姿勢を正す時、『そもそも正しい位置ってどこだろう?』と疑問をもちませんか。
普段の運動不足や、仕事による長時間の不良姿勢で「姿勢が気になる」方が増えてきています。
このため、不良姿勢をリセットする方法を「デスクワークの合間に実践!不良姿勢をリセットする簡単なストレッチ」で紹介しました。
ここでは、紹介したストレッチをさらに効果的に行うための3つのポイントを解説していきます。
①頭の位置をニュートラルにする
骨の構造の問題で、頭の重心は前にあります。
何もしないと前に倒れるので、姿勢をニュートラルな位置にする場合、頭は1~2㎞先の遠くをみるようにやや上向きにすると安定し、ニュートラルな位置になります。
写真のモアイをイメージすると良いです(^-^)
視野が広がる位置を探すと、やや上向きであることが理解できると思います。
(首の深い横しわが入りません)
さらに、その位置で深呼吸をするのと、普段の位置で深呼吸をするのとでは、息の入り方が違うはずです。
また、普段から視線が下を向いている人は、歯を食いしばりやすいですが、視野が広がる位置に頭を正すと上と下の歯に2~3㎜ほど隙間ができ緊張がとけます。
是非、頭のニュートラルな位置で紹介したストレッチを実践してみてください。
②首を伸ばす様に姿勢を正す
耳の後ろのすぐ下に出っ張りのある骨があります。
これを乳様突起(にゅうようとっき)と言います。
両手で乳様突起に触れたら、頭が天に向かう様に首を伸ばしていきます。
自然と力が抜けるように、呼吸を止めないで行います。この時、胸が伸びてくるのを感じたらグッド!
③腰や骨盤は安定させ、胸を動かす
①と②の状態ができたら、さっそく紹介したストレッチを行います。
座って行う場合は骨盤を立てるように座り、お尻と頭が一直線に伸びている状態を意識してください。
肘を伸ばして一方の手首を引っ張りながら胸を横にたおす様に動かします。
この時胸だけを動かすように意識して、腰と骨盤は安定させておきます。
呼吸は止めずに行い、動かすたびに胸が伸びて・動いているのを感じてください(立って行う場合も同じです)。
左右2~3往復行ったら、ポカポカしてきたり、強張りや痛みが改善していたらグッド(^-^)
仕事の合間に行える簡単な方法なので継続しやすいですよ。
もっと自分に合うストレッチやエクササイズを知りたい、姿勢や歩き方、動き方をアドバイスして欲しい。
そんな場合は是非、当院へご相談くださいm(__)m