今回、あの荒木茂先生の新刊「マッスルインバランス改善の為の機能的運動療法ガイドブック」を編集させていただきました。
本の内容についてはnoteの記事で紹介していますので、こちらをごらご覧ください。
ここでは、本に載っているエクササイズで私が実践しているおススメの運動2つをご紹介したいと思います。
2つとも丁寧に10回やるとかなり効き、姿勢改善や歩き方の改善につながります。
お尻美人にもなるかも…(笑)
痛みを伴う場合は、すぐ中止して、痛みのない範囲で正しく行いましょう。
(普段運動していないと、「こんなことが出来ない…」と気づくはずです)
それではさっそくやってみましょう。
①腸腰筋伸張エクササイズ
骨盤の前にある筋肉で、ありとあらゆるパフォーマンス向上のカギを握るのが腸腰筋です。
股関節を曲げる筋肉ですが、この筋肉は縮こまりやすい特徴があります。
私は靴下をはいた状態で足を滑らせながら行っていますが、写真の様にタオルを置いて行っても良いです。
【開始姿勢】
壁やベッドなどにつかまって、足を少し後ろに引いて立ちます。
【方法】
体幹はまっすぐを意識したまま、腰を反らさないように、足を後ろに滑らせます。
この時、股関節から動かすようにします。
徐々に距離を伸ばし、股関節の前の筋肉を伸ばし、ゆっくり開始姿勢に戻します。
どうです?
やった後に歩くと、脚が勝手に前にでませんか?
(私は左右共に10回行っています)
是非お試しください。
②中殿筋エクササイズ
お尻の横にある筋肉で、姿勢や歩き方を綺麗にしてくれる働きがありますが、衰えやすい筋肉でもあります。
私は写真のように、定期的に中殿筋を賦活させるトレーニングをしています。
やったら分かりますが、お尻の後ろの横部分がかなり疲れます(^-^)
お尻以外に力が入っている場合は、うまく出来ていません。
【開始姿勢】
壁の前で横になります。
後頭部と肩甲骨、お尻の仙骨と踵を壁につけます。
【方法】
ひざのお皿を少し上に向けるように意識して、踵で壁を押しながら脚をゆっくりと上げていきます。
この時、骨盤や腰が動かないようにして、股関節だけを動かしましょう。
さらに、後頭部、肩甲骨、お尻の仙骨が壁から離れないようにします。
どうです?
かなり効きますよね(^-^)
お尻を意識して左右ともにやります。
(私は左右共に10回行っています)
是非、お試しください。