Kendallの姿勢分類の重要性では姿勢の重要性についてご紹介しました

今回はその中のロードシスな姿勢についてふれたいと思います

 

フラットバックな姿勢については前回ご紹介しましたが

ロードシスな姿勢はフラットバックと同様に

背中が平らでお尻が後ろに突き出たようなでっちりの姿勢が特徴的です

 

 

(左:フラットバック 右:ロードシス)

フラットバックとの違いは腰の反り具合で

反りが強くなる傾向があります

 

もちろん加齢に伴いロードシスも

腰を主体に丸くなる特徴があります

 

 

ロードシスは普段から反り腰が強くなるため

仰向けに寝ていても腰が過剰に浮いている場合があります

 

試しに仰向けのまま腰に手を当てて押そうとする

腰が丸くならないため

膝を曲げたり

肩を前にだしたりして

腰をかばう動きがみられます

 

これは代償動作というもので

ひどい場合は腰の柔軟性が低下しすぎて

肩や膝に負担がかかることがあります

(ロードシスだけに限りませんが)

 

このためロードシスは

腰椎の反り具合を強めない運動や

ストレッチが必要になります

 

ロードシスでもその運動やストレッチは

個々に応じてわずかに違うのですが

そこが臨床の楽しさで

その人に合う方法が見つかると

体がその場で軽くなったり

楽になったりします

 

そうした瞬間に出会う喜びは本当に大きいものです(*^-^*)

 

さて、レントゲンやMRI、血液検査などで健康診断をするように

姿勢の状態を定期的にチェックして

ロードシスに合った背骨を柔軟にする運動や

ストレッチ方法を知ることも健康づくりでは大切です

 

是非、自分の姿勢がどうなっているのかを知りに来てください

たくさんの気づきが得られると思いますよ(*^-^*)