令和2年1月15日
つ、ついに発売しました!!
股関節について
臨床に即した書籍って
実はあまりないな…
と私はよく感じていました
だからこそこの本が出て
心から嬉しかったです
この本を勉強すれば
臨床力が高まること
間違いなしです(^-^)
股関節って面白い関節なんですよ
だって、
四つ足動物から
直立二足歩行へ
ヒトは進化したのに
股関節はまだ十分に進化できていないんです
どういうことかって?
安定しているようで
実は安定しきれていないんです
だから股関節について
機能解剖を学ぶ
これめちゃくちゃ重要なことなんです
また最近、流行りの美尻
これは大殿筋や中殿筋などの
お尻の筋肉が関与しますが
大殿筋の上部と下部では
股関節の使い方が変わります
つまりエクササイズが変わります
中殿筋も前部と後部では
股関節の使い方が変わります
やはりエクササイズが変わります
より美尻を目指すなら
こうした視点を知っていると
絶対に役立ちますよ(^-^)
また、私がオススメする機能解剖は
皮神経に対してのイラストです
非常に分かりやすいので
是非チェックしてください
そしてこの皮神経についての理解は
臨床で絶対役立ちますよ!
さて、股関節拘縮の評価と運動療法ですが
第1章
骨盤・股関節の機能解剖
第2章
股関節のバイオメカニクス
第3章
股関節周辺組織の拘縮に由来する疼痛の評価
第4章
股関節拘縮の評価と治療
第5章
異常歩行(跛行)の評価と治療
第6章
股関節疾患に対する評価と運動療法
という流れで説明されています。
先ほどもお伝えしましたが
第1章の機能解剖については
とにかくわかりやすいイラストのおかげで
理解が深まります(^-^)
第2章のバイオメカニクスは
股関節の可動性と安定性についての理解が深まります
例えば、
立ったまま靴紐を結ぶには
股関節のどんな動きと
どのくらいの角度が必要かわかりますか?
こうした動作で痛みを訴える場合の
特徴をある程度知っておくと
臨床でとても役立ちます
そして、
普通に歩いている時
椅子から立ち上がる時
ジャンプをする時
ジョギングをする時
一番股関節に圧が加わる時は
どんな時でしょうか??
実は…
椅子から立ち上がる時~!!
意外と知らないですよね??
私知りませんでした(笑)
いやぁ~、勉強なりました
そして、第3章の痛みの評価は
臨床でのちょっとした一工夫が
ふんだんに盛り込まれています
何気ない操作が
実はとても重要な意味を持っている
そんなことにたくさん気づかされました
私のオススメは
腸腰筋に対する柔軟性の獲得(頚部軸屈曲)
という内容があるのですが
さっそく臨床で試しました(笑)
いつもの操作より
より早く結果を出せましたよ(^-^)
是非チェックしてくださいね♪
今何を触れて
何を目的に動かしているのか
目的をより明確にするだけでなく
より効果的な操作も紹介しているので
ここは丁寧に読ませていただきました(^-^)
さて、第4章は拘縮について
これは一般的な生理学の内容を基に
拘縮と軟部組織について述べられています
第5章は歩行について
歩行についての一般的な知見と
股関節に特化した内容が述べられています
第6章は運動療法について
股関節疾患に対する運動のポイントが
しっかり書かれています
4章~6章までは若いころ
林典雄先生の書籍を読みまくっていたので
アップデートされた内容でしたが
ス~っと頭に入ってきて
読みやすかったです(^-^)
股関節だけでなく腰痛や膝痛にも応用できる内容でした
とても学びの多かった
セラピストのあなた
美尻を目指したいあなたに
是非一度読んでほしい一冊です(^-^)