このブログは理学療法士の視点で、あなたのカラダの「知って得する情報」をお届けしています。

 

今回のテーマは「信じる力」についてです。
ある方法について、自分に効果があると感じて継続するのと継続しないのとでは、1年後の効果に差が出そうだと思いませんか?

 

効果があると感じてはいるけれど、実際はその効果を数値やデータとして提示しにくいから証明はできない…といった内容はたくさん存在しています。

実際、私は効果があると実感し継続したことで、すごい成果を得ることができた経験があります。
こうした「信じる力」を最大限に発揮させ、結果や成果を出しやすくするコツって知りたくありませんか??

 

興味がある方は今回そのコツをご紹介いたします(^-^)
(個人的に得た知見と医学的視点から述べておりますので、参考にしてください)

 

さて、突然ですがプラセボ効果って知っていますか?
偽の治療を受けた後、あたかも回復したように見える現象のことを言います。

医療の分野ではよく知られていて、砂糖水なのに新しい薬といって飲んだら症状が改善したり、手術をしますといって皮膚だけメスを入れただけなのに痛みがみるみる改善したりといった現象をプラセボ効果と言います(実際、こうした研究報告があります)。

 

つまり、効果の高い治療を受けたと信じるだけで症状が改善したり緩和したりすることが存在しているのです。
まさに「信じる者は救われる」といった言葉に似ています。

 

これは私に効いている」と効果を実感したことで、おそらく「免疫力」や「自己治癒力」が普段より高まったのだと私は考えています。
そして、これは何も治療だけではなく、普段の勉強方法や生活スタイルに落とし込むことが可能です(「集中力」や「成長力」を高めるコツと言えます)。


例として、普段から私が実際に「効果がある」と感じている勉強方法や生活の工夫を紹介したいと思います(^-^)
こうした例から「信じる力」を最大限に発揮させ、結果や成果を出しやすくするコツについて解説いたします。

 

 

 

勉強した内容を覚える私の一工夫

裏紙にアイデアや勉強したことをまとめて書き、その後「キーワードだけ」ノートやパソコンに記載したら紙をクシャクシャにし、頭にしまい込むように3回紙を頭に「コンッ!コンッ!コンッ!」とぶつけてそのままゴミ箱に捨てます。
(頭に入ったと感じることが大切ですよ♪)

こうすることで頭の中にしまったという感じが湧き、覚えていられるような気になります(^-^)

 

ただの水(私の場合は炭酸水)を集中できる魔法の水に変える方法
(めちゃくちゃ怪しいですよね…(笑)

私は毎日飲んでいる炭酸水がありますが、この炭酸水に音叉を当ててから飲んでいます。
音叉とはある決まった音(周波数)を出す道具で、私は528Hzの音がでる音叉を使っています。
これは、日本の超・超有名な経営コンサルタントの本で読んでから、半信半疑で実践してみたら、まあなんとなく良い気がする(笑)ということでやってます。

ただ音を鳴らしてから飲むだけですが、こういった一連のルーチンってなんだかスイッチが入る気がしています(^-^)
怪しまれるのであまり人には言いたくありませんが…

 

私が普段から行っている2つに事例から言えることはそんな気がしているということと自覚しているということが、「信じる力」を最大限に発揮させ、結果や成果を出しやすくするコツだということです。

 

以上のことから、プラセボ効果を正しく自分の体に使うためには2つのルールがあると私は考えています。

 

 

プラセボ効果を正しく使う2つのルール

 

ルールその1:体の細胞が化学反応を起こすわけではない

プラセボ効果は断っておきますが、それによって本当に体に生理的な反応(生体内でおこる化学反応)を起こすわけではありません。
どういうことかというと、血糖値を下げる効果があると信じて体に入れても糖尿病の人のインスリン投与の代わりになるわけではないということです。
あくまでもこの効果は、効果を信じる心が「免疫力」や「自己治癒力」にプラスに働きかけるだけだと私は考えています。

つまり、「そんな気がしている」と実感することが大切です。
これによって「集中力」や「成長力」が高まっていると感じて仕事や作業を継続することが重要なのだと私は考えています。

ただ、これを知っておくと、膝の痛みに効く○○とか軟骨を再生する○○という物の効果や意味が見えてくると思いませんか??(^-^)
信じて摂取することでカラダが変わってしまった良い例だと思っています。

 

 

ルールその2:自分で気づいているものにしか効果がない

過去の医学的なプラセボ効果の研究で明らかになっているものを探して読んでみると、効果のあるものは「痛みや痒み」「発疹や下痢」「認知機能」「睡眠」「カフェインやアルコールなどの中毒性のあるものの影響」などが見受けられます。
つまり、プラセボ効果は自分で気づいている(自覚している)症状に限られているということが言えるのではないでしょうか。
(うつ病や不安、依存症などの精神障害に対しても効果性のある研究もありました)。

今よりも「集中力を高めたい」「成長したい」と自覚しているからスイッチを入れる自分なりの方法があることが私にとって大切なのです(^-^)

 

以上、2つのルールを簡潔にまとめると「治療にはならないが自覚症状が変わる」ということです

プラセボ効果は魔法ではありません

 

ただ、「これは私に効いている」と自覚し体の小さな変化に気づくことで「免疫力」や「自己治癒力」だけでなく「集中力」や「成長力」が普段よりさらに高まるのではないでしょうか。
それが
プラセボ効果から自分の力を高めるコツなのだと考えています。

是非今回の内容をヒントに、普段のケア(運動、食事、睡眠…)に加えて自分なりのルーチンを追加してよりポジティブに暮らしていってください(^-^)

 

それではまた次回。