理学療法士土屋元明つちやげんめいの知っておきたい自宅でのケア
室内履きとインソールで腰痛予防
仕事などで、ずっと座っていると「立ちあがる時に腰が硬くなって動かしにくい」という症状はありませんか?この症状で歩くと、つま先に体重が乗らず腰をより固めてしまうことがあります(中腰で作業をしていてる時も同じです)。また「立ち仕事をし続けていると腰が張る」という症状もありませんか?
いずれの症状も、「時々体を動かして負担をリセットすること」が大切です。
そこでおすすめなのが「室内履きにインソールを入れて生活をする」という方法です。
室内履きで腰痛予防
家にいる時間が多くなると、素足のまま過ごす時間が多くなります。そうなると、靴とインソールによる足へのサポートが得られないため、足の機能が低下している場合、当然腰にも負担がかかります。
このため、室内履きとインソールを普段の生活の中でも使用することで、足の機能を高めつつ、腰の負担を軽減させることができます。私の場合、2016年に開業してから「腰痛予防」のため、室内履きとインソールをずっと愛用しています。
靴は値段ではなく履き心地
私の家の近くには大手の大型靴販売店があります。そこで「室内履きにもってこいだ!」と発見した靴は、通気性が良く、踵部分が柔らかく、脱ぎ履きもしやすいのです。インソールも入れられる余裕があり、なにより履き心地が最高なので、ずっと愛用しています。しかもリーズナブル。
私は室内履きも含めて靴は「値段ではなく履き心地を重要視した方が良い」と考えています。自分の体に合っている靴を履く事が、健康を維持するための近道です。
家でできる超簡単エクササイズ
カラダに合った室内履きとインソールを併用して生活する事で、実は腰の負担を簡単にリセットすることができます。さらに自宅でもできる簡単なエクササイズで、さらに腰痛を改善できます。私がおすすめする2つの超簡単なエクササイズを紹介しますので、ぜひお試しください。
座り続けた時は歩いて腰痛を予防
仕事中、腰が硬くなって動かしにくいと感じたら、何か物を取りに行くなどの用事を作って歩きましょう。このとき、腕を少し大きく振ってリラックスして歩いてください。「腕を振って歩く」と、腕→胸(胸郭)→腰→骨盤と自然と体が連動して動いてくれるので、腰の張りが緩和するのを実感できると思います。
腕が振れると、腕→胸(胸郭)→腰→骨盤というように、自然と体が連動して本来の動きを引き出してくれます。
立ち過ぎた時は前屈で腰痛を予防
立ち仕事を続けて腰がつまるような症状を感じたら、前屈をしてみてください。この症状は、下半身と上半身のバランスが崩れる事で、腰に負担がかかり続けているのが原因なので、前屈をする事で腰の負担をリセットする事ができます。
前屈する時、体重をつま先(指の腹)で捉えたら脱力をします。5秒ほどすると、ふくらはぎ→ももの裏→腰→背中の筋肉が緩んできます。その後、立った姿勢にゆっくりと戻って、深呼吸をします。(骨盤の真上に頭を乗せるイメージで、自然と立ち深呼吸をします)すると、腰がつまるような症状が改善します。
つま先(指の腹)がしっかり使えるようにインソールを作成していれば、前屈時の脱力が容易にできるようになります。脱力できると腰の詰まった部分だけでなく、体の後ろ全体が緩んでくれます。あとは自然な姿勢に戻って深呼吸をしてみてください。
体重をつま先(指の腹)で捉えて、脱力をします。 ふくらはぎ→ももの裏→腰→背中の筋肉が緩んだ後、 立った姿勢に戻って深呼吸をします。
効果的に普段から身体のケアをしたいという方は、室内履きとインソールの併用をオススメします。
もし、室内履きとインソールについてもっと知りたい、
専門家のアドバイスが欲しいという方は、今すぐご連絡ください。

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